特集 「食べる」ことをめぐる問題―今,知っておきたい偏食・摂食障害・摂食嚥下障害への対処法―
Ⅳ.食べられない子どもへの対応 摂食・嚥下機能面から
食べる機能の障害とその対処法
田村 文誉
1,2
1日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科
2日本歯科大学附属病院口腔リハビリテーション多摩クリニック
キーワード:
哺乳
,
摂食
,
外部観察評価
,
摂食機能障害
,
摂食指導
Keyword:
哺乳
,
摂食
,
外部観察評価
,
摂食機能障害
,
摂食指導
pp.813-817
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001087
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SUMMARY
▷離乳後期には咀嚼運動の基礎となる「すり潰し機能」が獲得される.
▷手づかみ食べをさせるときには,口腔機能がどこまで育っているかの確認が重要である.
▷食べる機能の障害の原因は複数あり,感覚の問題の影響も大きい.
▷食べる機能の評価には,食事時の外部観察評価が重要である.
▷食べる機能の障害への対処法には,食環境指導,食内容指導,摂食機能訓練がある.
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