特集 子どもの皮膚診療を極めるために
序文
大嶋 勇成
1
1福井大学医学系部門医学領域小児科学
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000941
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小児のプライマリケアにおいて皮膚症状を主訴として外来を受診する小児は多数います.皮膚症状が,全身性疾患の一症状として,診断や治療を進めて行くうえで重要な所見となる場合も多く,小児を診療するうえで皮膚を診ることは必要不可欠といえます.近年,小児皮膚科領域においても,病態の解明や新たな疾患概念の確立などにより,生物学的製剤などの分子標的薬が登場し,疾患管理方法が変化したものがあります.また,疾患によっては,小児科と皮膚科とが連携して診療を行う必要があります.そこで,本増刊号では,小児のプライマリケアにかかわる医師だけでなく,小児皮膚科診療に携わる小児科医,皮膚科医に,最新の情報を提供するため各領域・疾患の専門の先生方にご執筆をお願いしました.
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