特集 小児の治療方針
8 血液・腫瘍
脳腫瘍
福岡 講平
1
1埼玉県立小児医療センター血液・腫瘍科
pp.492-496
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000291
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脳腫瘍は小児期において最も高頻度に認められる固形腫瘍である.100種類以上ともいわれる組織学的多様性があるため,正確な診断をつけることが非常に重要であり,また,その治療は手術,放射線治療,化学療法を組み合わせて行われるが,診断により手術の目的,放射線照射野・照射量,化学療法レジメンが大きく異なり,同じ疾患でも発症年齢,発症部位によって治療が異なる場合があるため,その診療にあたっては幅広い知識と経験が必要である.
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