特集 パッとわかる! すぐ使える! 産婦人科検査マニュアル
第1章 周産期
7 サイトメガロウイルス
深柄 春奈
1
,
永松 健
1
1国際医療福祉大学産婦人科
pp.37-42
発行日 2026年3月24日
Published Date 2026/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001601
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
POINT!
●妊婦に対する全例でのサイトメガロウイルス(CMV)血清抗体スクリーニングは推奨されない.
●妊娠期の対応では感染予防策の啓発と胎児の超音波所見の異常や母体の感染兆候等を認める場合に限定した抗体検査が望ましい.
●出生児に対する生後21日以内の液体尿を用いた核酸検査の導入により先天性サイトメガロウイルス感染症(cCMV)児の確定診断が可能となり,ろ紙尿を用いたスクリーニングの普及も期待される.
●症候性cCMV児への治療としてバルガンシクロビル塩酸塩(バリキサ®)(VGCV)投与により聴覚,神経学的予後の改善に対する有効性が示され,保険適用での治療が可能となった.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

