特集 子宮摘出と機能障害・機能温存・機能再建アップデート
II.様々な子宮全摘と機能温存
6.広汎/準広汎子宮全摘術・広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)
川名 敬
1
1日本大学医学部産婦人科学系産婦人科学分野
キーワード:
子宮頸癌
,
広汎子宮全摘術
,
機能温存
Keyword:
子宮頸癌
,
広汎子宮全摘術
,
機能温存
pp.387-392
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000598
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要旨
子宮頸癌に対する手術療法の有効性と安全性は手術手技の質によるところが大きく,施設間,術者間で差が出やすい.治療成績を損なわずに,自律神経とリンパ管を温存できるかが執刀医に求められる.さらには妊孕性の機能温存という究極の温存手術として広汎子宮頸部摘出術(トラケレクトミー)もある.子宮頸癌の進展様式に沿った広汎子宮全摘術,広汎子宮頸部摘出術の機能温存術式について自験例から検討した.
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