特集 子宮頸がんの包括的戦略―ワクチン・検診・診断から最新治療まで―
II.診 断
7.子宮頸がんの臨床進行期決定における画像診断の役割
栗原 宏明
1
,
土井内 恒宏
1
,
堀川 歩
1
1神奈川県立がんセンター放射線診断IVR科
キーワード:
子宮頸がん
,
臨床進行期
,
MRI
Keyword:
子宮頸がん
,
臨床進行期
,
MRI
pp.1219-1224
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000441
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要旨
「子宮頸癌取扱い規約」の改訂によりMRI,CT,FDG-PET/CTを臨床進行期決定の総合判定に使用することが可能となった.子宮頸がんでは生検により存在診断が確定した後に画像診断が行われるため,病期診断が画像診断のおもな目的である.特にMRI検査は組織分解能が高く病変の描出に優れるため重要である.画像を評価する際のポイントを含め,FIGO分類に基づいた病期診断法について概説する.
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