特集 おなかの悩み解決します! 便秘と下痢のマネージメント
慢性下痢の診断と治療
慢性下痢症:適切な薬物療法
穂苅 量太
1
,
古橋 廣崇
1
,
成松 和幸
1
1防衛医科大学校消化器内科
キーワード:
ロペラミド
,
プロバイオティクス
,
ソマトスタチンアナログ
Keyword:
ロペラミド
,
プロバイオティクス
,
ソマトスタチンアナログ
pp.1223-1228
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000002001
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Headline
・腹痛がない厳密な機能性下痢症は比較的まれな疾患であり,治療薬の臨床試験はきわめて少なくエビデンスの十分な薬剤はない.
・二次性下痢症の除外が重要であるが,胆汁酸性下痢症など診断が困難な疾患もあり,診断的治療がしばしば必要とされる.
・最も汎用される薬剤はロペラミドであるが,高用量を長期間使用すると不整脈のリスクが増加するとの報告もあり,慎重に使用する.
・治療経過中,下痢型過敏性腸症候群と診断される症例もあり,腹痛などの臨床症状の出現には留意する.

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