特集 こんな患者も対象!? 知らないでは済まされない 構造的心疾患(SHD)治療
ねらい
阿古 潤哉
1
1北里大学医学部循環器内科学
pp.793-793
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001872
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近年,日常診療において「構造的心疾患(structural heart disease:SHD)」という言葉を耳にする機会が増えてきました.SHDとは,心臓弁膜症や先天性心疾患など,血管以外の心疾患をまとめて指す用語です.これまで,これらの疾患に対する根本的な治療には,開心術などによる大きな負担を伴う外科手術が必要でした.しかし,近年の医療技術のめざましい進歩により,カテーテルなどを用いた低侵襲な治療法が次々と実用化され,SHD治療は大きく様変わりしています.かつては開心術のリスクが高く,治療の対象と考えられなかった高齢者や低心機能の患者,あるいは再手術となる患者などに対して,これらの低侵襲治療は大きな変革(希望の光)をもたらすようになりました.

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