特集 食道癌・胃癌・大腸癌,最近の診療を知る
ねらい
今枝 博之
1
1埼玉医科大学消化管内科
pp.865-865
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000313
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近年,食道癌,胃癌,大腸癌,といった消化管癌の診断,治療は急速に進歩しております.原発巣は内視鏡診断が中心となり,画像強調観察,拡大観察により存在診断から質的,量的診断も精確性が向上し,さらにはartificial intelligence (AI)による内視鏡診断も導入が始まっています.胃がん検診には内視鏡検診も導入されるようになり,がん発見率の向上が期待されております.そして進行度の診断のためには放射線画像診断はきわめて重要な役割を担っており,3DCTやCT colonographyにより病変の部位,形態や血管構築に関しても詳細な解析が可能となっております.
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