特集 どうみる? 多疾患併存 マルチモビディティへのアプローチ
臓器横断的にみるマルチモビディティ診療
内分泌・代謝疾患からみるマルチモビディティ
水谷 肇
1
,
三澤 美和
1
1大阪医科薬科大学病院総合診療科
キーワード:
2型糖尿病
,
患者中心の医療
,
社会的決定要因(SDH)
,
社会的処方箋
Keyword:
2型糖尿病
,
患者中心の医療
,
社会的決定要因(SDH)
,
社会的処方箋
pp.713-720
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001853
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Headline
・糖尿病は,動脈硬化性疾患をはじめとする多疾患の「ハブ」となる代表的慢性疾患である.
・ガイドライン遵守は「エビデンスに基づいた理想の医療」かもしれないが,現実には患者背景に沿って社会的・経済的基盤の検討のもと,柔軟に適応を考える必要がある.
・社会的決定要因(SDH)の影響を考慮し,生活背景や価値観など患者の全体を考慮した包括的アプローチが求められる
・患者との関係性を構築・強化しつつ疾患(disease)と病(illness)の両方の経験を探り,地域や家族などを含めて全人的な視点から評価を行い,最善の方針につなげる.
・糖尿病診療においても,追加費用を要さず,地域の資源を活かした「社会的処方」の実施を検討する.

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