特集 がんに強くなる! 素朴な疑問から最新のエビデンスまでドクター勝俣ががん外来診療まるっと答えます
2章 がんの検診
1 がん検診について,世界と比較した日本の状況を教えてください
岡田 唯男
1
1亀田ファミリークリニック館山
pp.28-39
発行日 2026年3月25日
Published Date 2026/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001720
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疑問に答えます!
1 がん検診として科学的根拠が強く,また多くの国で強く推奨されているのは,3大がん(子宮頸がん,乳がん,大腸がん)および,先進国で推奨が強く行われつつあるのが高リスク者限定の肺がんである.
2 日本のがん検診は運用面からは制度的に不十分で,受診率は諸外国に比べて低く,がん死亡の低下が遅れている主因の1つと考えられる.
3 漏れ,重複を防ぎ,検診受診率を上げるために,全国で統一したがん検診の仕組み(少なくともデータベースとコール・リコールシステム)の構築が急務である.
4 一方,任意型検診(ドックなど)は全く無法地帯であり,消費者に対して,何らかの判断基準の提供が必要である.

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