特集 在宅医療アップグレード2025
地域包括ケアと在宅医療
災害時における在宅医療の医療提供体制
清水 政克
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1清水メディカルクリニック
キーワード:
在宅医療
,
BCP
,
個別避難計画
,
オールハザード・アプローチ
,
Keyword:
在宅医療
,
BCP
,
個別避難計画
,
オールハザード・アプローチ
,
pp.621-625
発行日 2025年5月1日
Published Date 2025/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001363
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Headline
・事業継続計画(BCP)とは,災害などリスク発生時に業務が中断しないために,また万が一中断した場合でもできるだけ早期に重要な機能を再開させるための仕組みであり,平時から戦略的に業務継続について準備をしておく必要がある.
・個別避難計画は,医療福祉関係者と地域住民が作成することとなっている.在宅療養支援診療所は在宅患者の医療面の中核となる存在であることから,自機関の在宅患者における個別避難計画策定を検討してもよい.
・自機関のBCPのみならず,同業・類似事業所間の連携による連携型BCP,さらには,その地域全体の医療・ケアの継続と早期復旧を目的とする地域BCPへスケールアップしていく必要がある.

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