特集 器質的疾患と心因性疾患を見極める 診断推論ストラテジー
各論 症候別診断推論ストラテジー
心因性感覚障害―「心因性」は4つに分類される―
福武 敏夫
1
1亀田メディカルセンター(亀田神経センター)脳神経内科
キーワード:
機能性神経障害(転換性障害,ヒステリー)
,
身体表現性障害
,
心気神経症
,
セネストパチー
Keyword:
機能性神経障害(転換性障害,ヒステリー)
,
身体表現性障害
,
心気神経症
,
セネストパチー
pp.509-513
発行日 2025年4月1日
Published Date 2025/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001325
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Point
・「心因性」は幅広い概念であり,機能性神経障害(転換性障害,ヒステリー),身体表現性障害,神経症や精神疾患に伴うもの,詐病などが含まれる.
・機能性神経障害(転換性障害,ヒステリー)の診断は除外診断よりも陽性所見に基づいてなされるべきである.
・身体表現性障害ではもとの性格や生活背景についての家族情報が重要である.
・不安神経症や抑うつ神経症が背景をなすこともある.
・心気神経症で発症し,あとになってParkinson症状が出現することがある.
・セネストパチーも特異的感覚障害である.

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