特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
B.確定診断に用いる検査
42.固形腫瘍関連遺伝子検査[遺伝子関連検査・染色体検査]
砂金 秀章
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.358-365
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001293
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Summary
1.固形腫瘍関連遺伝子検査は,腫瘍中のがん遺伝子の変異を検出することで診断・治療・予後予測を可能とする検査である.
2.固形腫瘍関連遺伝子検査を行うにあたっては,がん種に応じた検査を選択するとともに,適切な検体を採取・選択し出検することが重要である.
3.近年わが国でも固形腫瘍を対象として網羅的にがん遺伝子の変異を検出するがん遺伝子パネル検査が保険適用となり,臨床で一般的な検査となりつつある.

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