特集 外来で見逃さない危険な疾患,相談すべき症例―気づくコツ,つなぐヒント―
受ける側の視点:診断につながるヒント
脳卒中以外の神経内科疾患
星山 栄成
1
1獨協医科大学脳神経内科
キーワード:
視神経脊髄炎スペクトラム障害
,
抗NMDA受容体脳炎
,
Guillain-Barré症候群
,
脳波
,
神経伝導検査
Keyword:
視神経脊髄炎スペクトラム障害
,
抗NMDA受容体脳炎
,
Guillain-Barré症候群
,
脳波
,
神経伝導検査
pp.1331-1336
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001011
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Headline
・視力障害をきたし,その後片側あるいは両側の感覚障害があれば,視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)を考える.
・近年,抗NMDA受容体脳炎をはじめとする自己免疫性脳炎は,誤診が多いと報告されている.そのため,臨床経過と診断基準を理解する必要がある.
・Guillain-Barré症候群は病歴・臨床症候に基づいて診断するため,迅速かつ適切な病歴聴取と神経診察が求められる.
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