特集 よくわかる! 精神疾患対応 これ1冊―内科医と精神科医の連携のために
第8部 知っておきたい最近の精神疾患関連トピックス
4 ウェアラブルデバイスを用いた精神疾患の評価
高江洲 義和
1
1琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座
pp.316-319
発行日 2024年3月26日
Published Date 2024/3/26
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000705
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Summary
1.近年ウェアラブルデバイスの進化により睡眠・覚醒リズムや活動量を簡易的に評価することが可能となった.
2.ウェアラブルデバイスによる症状の横断的な評価のみならず,縦断的な臨床経過のモニタリングが有用であることが示唆されている.
3.プログラム医療機器の開発によりウェアラブルデバイスと組み合わせたデジタル医療が技術的に可能となった.
4.今後はウェアラブルデバイスにより精神疾患のデジタルバイオマーカーの開発が期待されている.
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