特集 心筋炎・心膜炎,感染性心内膜炎を診る,治す
感染性心内膜炎を診る,治す
感染性心内膜炎の血液培養検査と起因菌の現状
酒井 純
1
,
光武 耕太郎
1
1埼玉医科大学国際医療センター
キーワード:
血液培養検査
,
黄色ブドウ球菌
,
連鎖球菌
,
人工弁
,
自然弁
Keyword:
血液培養検査
,
黄色ブドウ球菌
,
連鎖球菌
,
人工弁
,
自然弁
pp.1373-1377
発行日 2023年10月1日
Published Date 2023/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000442
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Headline
1 感染性心内膜炎が存在する場合,抗菌薬投与前に血液培養検査を3セット施行すると,原因菌が90%以上検出できる.
2 黄色ブドウ球菌による心内膜炎は,近年先進国を中心にその比率が上昇傾向であり,わが国も同様の傾向が危惧されている.
3 自然弁感染では連鎖球菌が最多である一方,人工弁感染はブドウ球菌が最多かつ死亡率も高い.
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