連載 子どもの心と体をはぐくむ 住まい空間・あそび空間・第18回
ごちゃまぜに遊ぶ
仙田 満
1
1環境建築家
pp.746-749
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000001359
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遊び場にはいろいろありますが,「子どもの創造的な遊びを刺激するには,混乱した状態が必要だ」ということを教えてくれたのは,今から60年近く前,私が初めて設計した保育園,野中保育園(現・野中こども園)の園長の塩川豊子先生です。「子どもが朝,園に来た時に保育室が整理整頓されている状態と,おもちゃが散らばっている状態とでは,子どもの1日の活動が違うのよ」と教えてくれました。私は建築家です。どちらかというと整理整頓された空間をつくる人です。物事を仕分けて,分類し,使いやすいように空間を整えていくのが仕事だと学んできました。でも,ごちゃごちゃした,ごちゃまぜな空間の魅力も,子どもの育ちには大切だと考えています。

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