連載 ほむほむ先生と読み解く! 海外文献・第4回
パンデミック後の小児溶連菌がなぜ「劇症化」したのか?
堀向 健太
1
1東京慈恵会医科大学葛飾医療センター小児科
pp.317-319
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000001209
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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策としての行動制限が解除された後,欧州の多くの国で小児の侵襲性A群レンサ球菌(invasive Group A streptococcal:iGAS)感染症が劇的に増加しました。なぜ,ありふれた細菌である溶連菌が,これほどまでに猛威を振るっているのでしょうか。その鍵は,パンデミックを経て私たちが抱えた「免疫の負債(Immunity Debt)」と,先行するウイルス感染の影響にあるという報告がありました。そこで今回は,ウイルス感染が細菌の侵入を助けるメカニズムと,日本でも増えている劇症型溶連菌感染症への対策を解説します。

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