海外文献の紹介
知的障害をもつ母親の子どもは,健診や予防接種の機会が少ない
榊原 洋一
1
1お茶の水女子大学名誉教授
pp.977-977
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000000724
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幼少時の生育環境のなかで,親(特に母親)の影響は極めて大きい。これはかつて信じられていた「3歳児神話」としての母親の影響という意味ではないが,言語獲得,社会性獲得など子どもの発達全般については真実である。たとえば母親の産後のうつが,子どもの言語発達に負の影響を与えることなどはその代表的な例である。
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