特集 心血管病の治療薬・予防薬の進歩:最新薬物治療のエッセンス
注目薬の使いかた ランジオロールによる頻脈性不整脈治療
山田 慎哉
1
,
金城 貴士
,
竹石 恭知
1福島県立医科大学 医学部循環器内科学講座
キーワード:
Propranolol
,
心電図
,
心房細動
,
頻拍
,
頻拍-心室性
,
臨床試験
,
治療成績
,
Esmolol
,
Landiolol
Keyword:
Atrial Fibrillation
,
Tachycardia
,
Treatment Outcome
,
Tachycardia, Ventricular
,
Propranolol
,
Clinical Trials as Topic
,
Electrocardiography
,
Landiolol
,
Esmolol
pp.1335-1339
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2023002394
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<Headline>1 超短時間作用型β1遮断薬であるランジオロールは,少ない心抑制と優れた徐拍効果を有する.2 ランジオロールは低心機能または敗血症に伴う頻脈性心房細動の治療・予防に有効である.3 器質的心疾患に伴う再発性/反復性の心室頻拍に有効である.4 徐脈や血圧低下の発生時は,ランジオロールの減量,または中止により重篤な副作用を回避することができる.
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