特集 一般内科医が知っておきたい最新の心筋症診療
心筋症の診断と治療 現状と今後の展望 補助人工心臓と心臓移植
網谷 英介
1
1東京大学 医学部重症心不全治療開発講座
キーワード:
心筋疾患
,
心臓移植
,
心臓補助機器
Keyword:
Heart-Assist Devices
,
Cardiomyopathies
,
Heart Transplantation
pp.503-507
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021196019
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<Headline>1 わが国では、植込み型補助人工心臓は心臓移植へのブリッジのための治療として使用される。2 植込み型の左室補助装置(LVAD)は重症の左室機能低下の症例について最も有効であるが、右心機能低下例に関しては適応や管理に注意を要する。3 わが国でも心臓移植件数が年々増加してきているものの、諸外国に比較してまだかなり少ない。また移植待機患者もそれに劣らず増加している結果、待機期間としては延長する傾向がある。
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