特集 一般内科医が知っておきたい最新の心筋症診療
心筋症の診断と治療 現状と今後の展望 心筋バイオプシー
寺崎 文生
1
,
藤田 修一
,
星賀 正明
1大阪医科大学 医学教育センター
キーワード:
心筋炎
,
心筋疾患
,
心筋症-拡張型
,
心筋症-肥大性
,
生検
,
不整脈原性右室異形成
,
アミロイドーシス-心臓
,
サルコイドーシス-心臓
,
ミトコンドリア心筋症
,
心Fabry病
Keyword:
Arrhythmogenic Right Ventricular Dysplasia
,
Cardiomyopathy, Dilated
,
Cardiomyopathy, Hypertrophic
,
Biopsy
,
Myocarditis
,
Cardiomyopathies
,
Fabry Disease, Cardiac Variant
pp.477-484
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2021196015
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<Headline>1 心筋生検(バイオプシー)は侵襲的診断検査であり、各症例について、事前に検査の目的や合併症のリスクを明確にしておくことが重要である。2 二次性心筋症および心筋炎で疾患特異性が高く、通常の染色に加えて、免疫染色や電子顕微鏡的検索、ときに分子生物学的手法が診断に寄与する。3 サンプルサイズが小さいため、陰性所見の場合には、偽陰性の可能性も念頭におき、他の画像診断などと合わせて総合的に判断する。
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