特集 インバウンドに備える
医療インバウンドの実際 地方における外国人診療の現状と特殊性(三重県)
成島 三長
1
,
ワキモト 隆子
,
カルデナス・カルラ
1三重大学医学部形成外科・国際医療支援センター・広報センター
キーワード:
医療周辺従事者
,
国際保健
,
人員配置と勤務計画
,
地域保健医療サービス
,
外国人
,
国際関係
,
三重県
,
通訳
Keyword:
Global Health
,
Community Health Services
,
Personnel Staffing and Scheduling
,
Allied Health Personnel
,
Internationality
pp.913-919
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020331351
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<Headline>1 三重県における在留外国人の数は増加傾向にあり55,208人で、人口に占める割合は3.04%で全国4位である。2 ブラジル・ペルー・ボリビア国籍の日系外国人の方が多く、三重県内で9医療機関と1保健センターにポルトガル語・スペイン語等の医療通訳者の配置が行われている。3 三重県の委託により、三重国際交流財団で医療通訳育成研修が行われ、医療通訳者の育成と医療通訳者を紹介する取り組みが行われている。4 三重県のような地方では在住外国人が年間約3,000人増加している。今後これらの方々が地域住民として安心して暮らしていける環境を整えることがまず第一歩と考える。
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