特集 インバウンドに備える
医療インバウンドにおける課題 外国人診療におけるコミュニケーションの課題
南谷 かおり
1
1りんくう総合医療センター 国際診療科
キーワード:
生涯教育
,
コミュニケーション
,
人工知能
,
医療周辺従事者
,
外国人
,
資格認定
,
情報技術
,
異文化間ケア
,
通訳
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Information Technology
,
Communication
,
Certification
,
Education, Continuing
,
Allied Health Personnel
,
Culturally Competent Care
pp.851-857
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020331342
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<Headline>1 わが国では日本語を話せない外国人患者が急増しており、言葉だけでなく文化や制度の違いから、医療現場における異文化コミュニケーションへの理解が求められている。2 自動音声翻訳機の精度が向上し様々な場面で活用されているが、感情や仕草など非言語情報を多く含む医師と患者のコミュニケーションはAIを用いても難しく、課題である。3 外国人患者と良好なコミュニケーションを保ち、安心、安全な医療を提供するためには、言葉だけでなく文化の橋渡しもしてくれる医療通訳者の介入が望ましい。
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