特集 インバウンドに備える
医療インバウンドにおける課題 医療インバウンドの現状と訪日外国人患者に対する大学病院での取り組み
相良 理香子
1
,
中島 直樹
1九州大学病院 国際医療部国際診療支援センター
キーワード:
医療費
,
医療周辺従事者
,
大学病院
,
翻訳(言語学)
,
遠隔診療
,
国際保健
,
多機関医療協力システム
,
外国人
,
通訳
Keyword:
Translating
,
Multi-Institutional Systems
,
Health Expenditures
,
Global Health
,
Remote Consultation
,
Hospitals, University
,
Allied Health Personnel
pp.893-898
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020331348
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<Headline>1 日本で医療を受けることを目的に来日する外国人は年々増加傾向である。2 九州大学病院国際診療支援センター(IPAC)では、海外在住の外国人・日本人患者が円滑にかつ安全に日本の医療機関を受診できるようサポートしている。3 国立大学病院国際医療連携ネットワークに登録された患者基本情報をもとに、事務局であるIPACが受け入れ可否の決定、病院・診療科の振り分けを行う。4 来日前の目的確認のための面談や感染症などの全身状態確認、インバウンド後のフォローアップ面談として、国際遠隔医療相談は選択肢となりうる。
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