特集 基本理論に基づいた小児漢方診療
疾患別漢方治療 学校保健安全法関連感染症と小児漢方診療
木許 泉
1
1広瀬クリニック
キーワード:
学校保健
,
伝染性感染症
,
漢方薬
,
ムンプス
,
水痘
,
風疹
,
法律
,
麻疹
,
傷寒論
,
COVID-19
Keyword:
Drugs, Chinese Herbal
,
Legislation as Topic
,
Mumps
,
Measles
,
Rubella
,
Chickenpox
,
Communicable Diseases
,
COVID-19
,
School Health Services
pp.125-129
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2022057093
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▼学校保健安全法施行規則では、学校において予防すべき対象となる感染症(学校感染症)が指定されている。▼学校感染症の多くは、「急性熱性疾患」であるウイルス感染症であり、漢方医学のなかではいわゆる「傷寒」に分類される。▼学校感染症は、ワクチンによる予防効果、治療薬の適切な使用、学校の感染対策強化などにより減少している。▼学校感染症に対して、病態や体質に合わせて、小児への漢方処方を考慮・応用することは、有用である。
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