特集 医療安全とともに学ぶ「小児の鎮静」
医療現場における鎮静の実際 血液・腫瘍領域の鎮静
平林 真介
1
1北海道大学病院 小児科
キーワード:
中心静脈カテーテル法
,
気道閉塞
,
呼吸障害
,
骨髄検査
,
縦隔腫瘍
,
生検
,
脊椎穿刺
,
脊椎内投与
,
白血病
,
腹部腫瘍
,
放射線療法
,
小児保健医療サービス
,
精神鎮静法
Keyword:
Bone Marrow Examination
,
Biopsy
,
Catheterization, Central Venous
,
Abdominal Neoplasms
,
Injections, Spinal
,
Respiration Disorders
,
Child Health Services
,
Leukemia
,
Spinal Puncture
,
Mediastinal Neoplasms
,
Radiotherapy
,
Airway Obstruction
pp.1745-1748
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021054045
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●巨大縦隔腫瘍は鎮静により気道閉塞、呼吸停止、心停止の可能性がある。●巨大腹部腫瘍は鎮静により横隔膜が挙上し、換気不能に陥る可能性がある。●白血病発症時の髄液穿刺はリスクの評価後、十分な鎮静・鎮痛を考慮する。●血液・腫瘍の患児では入院が長期に及ぶので、鎮静方法、鎮静の有無を定期的に見直す。
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