特集 NICU卒業生の予後と診療のポイント
先天異常・染色体異常 21トリソミー
高橋 伸浩
1
,
外木 秀文
1母恋天使病院 周産期母子センター小児科
キーワード:
Down症候群
,
筋緊張低下
,
骨髄増殖性疾患
,
鎖肛
,
十二指腸疾患
,
小児の発達
,
発達障害
,
心臓疾患-先天性
,
腸閉鎖症
,
小児医療から成人医療への移行
,
外来診療
,
環軸椎不安定性
Keyword:
Child Development
,
Developmental Disabilities
,
Duodenal Diseases
,
Muscle Hypotonia
,
Myeloproliferative Disorders
,
Heart Defects, Congenital
,
Intestinal Atresia
,
Down Syndrome
,
Anus, Imperforate
,
Ambulatory Care
,
Transition to Adult Care
pp.1171-1175
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020360830
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●21トリソミー児では、死亡の多くが乳児期に集中しており、予後因子は在胎週数・出生体重・先天性心疾患である。●未熟児・低出生体重児に対する全身管理と心疾患・十二指腸閉鎖・一過性骨髄増殖症等の合併症に対する治療が必要となる。●NICU卒業後は、日常の健康管理に加え、発達障害の問題を解決するための支援を提案することが求められる。●成人診療科に円満な診療移行するための関係構築が必要である。
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