特集 NICU卒業生の予後と診療のポイント
代表的な新生児疾患 未熟児網膜症
中尾 志郎
1
,
北岡 隆
1国立病院機構長崎医療センター 眼科
キーワード:
自然寛解
,
光凝固
,
未熟児網膜症
,
Ranibizumab
,
硝子体内注射
Keyword:
Light Coagulation
,
Ranibizumab
,
Remission, Spontaneous
,
Retinopathy of Prematurity
,
Intravitreal Injections
pp.1159-1162
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020360828
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●未熟児網膜症は、網膜血管の伸展不良により引き起こされる網膜症である。●現在の治療の主流は網膜光凝固であるが、今後硝子体内注射での治療の頻度が増えると予想される。●未熟児網膜症で治療された児は生涯にわたって眼科での経過観察を要する。●斜視弱視治療のため、斜視や屈折異常の早期発見が重要となる。
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