特集 NICU卒業生の予後と診療のポイント
代表的な新生児疾患 気道病変 持続陽圧呼吸療法や気管切開を中心に
山田 洋輔
1
1東京女子医科大学東医療センター 新生児科
キーワード:
咽頭疾患
,
気管切開術
,
気道疾患
,
新生児疾患
,
持続気道陽圧
,
気管軟化症
,
喉頭軟化症
Keyword:
Tracheotomy
,
Infant, Newborn, Diseases
,
Respiratory Tract Diseases
,
Pharyngeal Diseases
,
Tracheomalacia
,
Laryngomalacia
,
Continuous Positive Airway Pressure
pp.1143-1146
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020360825
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●気道病変は持続陽圧呼吸療法等の保存療法で治療できることが多いが、治療期間は1年を超えるものもあり、NICU退院後も治療が必要な児も少なくない。●重篤な気道病変には気管切開が行われてきたが、近年ではレーザー喉頭形成術などの根治療法により気管切開を回避できる症例が多くなっている。●気道病変の一般外来診療で最も重要なものは呼吸器感染予防である。●NICU退院後に気道病変の診断となる児もいることに留意する。
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