原著
ディスレクシア(発達性読み書き障害)に対する音声認識機能を使ったトレーニングの試み
平岩 幹男
1
,
沖田 光三
,
鷹見 学
,
脇坂 龍治
,
大場 規勝
1Rabbit Developmental Research
キーワード:
読字障害
,
リハビリテーション
,
中学生
,
音声認識ソフトウェア
,
小学生
Keyword:
Rehabilitation
,
Dyslexia
,
Speech Recognition Software
pp.255-259
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020136313
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発達性読み書き障害(ディスレクシア:DLD)は発達障害の1つとして位置づけられているが、どのように対応するかという面では課題が多い。筆者らはわが国で初めて音声認識装置を用いたDLDのトレーニングソフトを開発し、小中学生9名を対象として4週間の実機実験を行った。多くの例で読み時間の短縮がみられ、有効な方法であると考えられたが、音声認識の精度など今後の課題も残された。
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