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Obstetrics and Gynecology Volume 89, Issue 13 （March 2022）

産科と婦人科 89巻13号（2022年3月発行）

特集こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド

(第5章)膠原病科･リウマチ科　線維筋痛症･慢性疲労症候群三木健司 ¹ ¹大阪行岡医療大学医療学部キーワード：運動療法 , 線維筋痛症 , 行動療法 , 心理的ストレス , 精神疾患 , 慢性疲労症候群 , 気象現象 , 集学的治療 , Duloxetine , Pregabalin , 慢性疼痛 Keyword: Behavior Therapy , Mental Disorders , Fatigue Syndrome, Chronic , Fibromyalgia , Stress, Psychological , Meteorological Concepts , Duloxetine Hydrochloride , Pregabalin , Combined Modality Therapy , Exercise Therapy , Chronic Pain pp.242-250

発行日 2022年3月25日 Published Date 2022/3/25

DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022140461

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文献概要
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＜産婦人科医におさえてほしいポイント＞HPVワクチンの副反応として表現される症状は10代女性に元来よく見られる症状である起立性調節障害･転換性障害･機能性不随意運動･発達障害･解離性障害などとして診断が可能であることが多く、WHOで定義されている接種ストレス関連反応(immunization stress-related responses)が誘引となり発症したものである。これらの治療に関してはBiopsychosocial model(生物学的･心理学的･社会的に多面的なとらえ方)で接種に関連した多様な反応を理解するとされており、医療者が基本的な概念を理解し、対応を適切に行えるマニュアルが完成している。