特集 頭痛診療の基本から最新の知見まで
頭痛を訴える疾患 慢性頭痛を訴える疾患 若年性線維筋痛症、慢性疲労症候群など
森 雅亮
1
1東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科生涯免疫難病学講座
キーワード:
線維筋痛症
,
慢性疲労症候群
,
頭痛障害
,
評価基準
Keyword:
Fatigue Syndrome, Chronic
,
Fibromyalgia
,
Headache Disorders
pp.1327-1332
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021340917
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●若年性線維筋痛症での「慢性頭痛」は、診断基準小基準の1項目として取り上げられている。●小児慢性疲労症候群の診断基準では、4主症状のうち「頭痛・頭重感」として記されている。●両疾患においては、日常生活を脅かすほどの持続する強度の頭痛を伴い、治療奏効が難しい。●頭痛をはじめとした諸症状の改善が、本人の社会的活動を活発化させることにつながる。
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