特集 こんなときどうする?他科とのコミュニケーションガイド
(第1章)新生児科・小児科・新生児外科 新生児の呼吸障害
内山 温
1
1東海大学 医学部総合診療学系小児科学
キーワード:
呼吸困難
,
呼吸障害
,
新生児疾患
,
鑑別診断
,
専門職間人間関係
,
無呼吸
,
紹介と相談
,
頻呼吸
Keyword:
Apnea
,
Diagnosis, Differential
,
Interprofessional Relations
,
Infant, Newborn, Diseases
,
Respiration Disorders
,
Referral and Consultation
,
Dyspnea
,
Tachypnea
pp.8-13
発行日 2022年3月25日
Published Date 2022/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022140421
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<産婦人科医におさえてほしいポイント>呼吸障害を認めたらパルスオキシモニターを装着する。出生後早期から呼吸障害を認めた場合には、症状の変化を継時的に観察して小児科医へのコンサルトの必要性の有無を判断する。出生後、呼吸状態が落ち着いていたにもかかわらず、しばらくしてから努力呼吸を認めるようになった場合には、その時点で小児科医にコンサルトする。正期産児で無呼吸発作を認めた場合にも、その時点で小児科医にコンサルトする。その際、小児科医に妊娠・分娩経過、Apgar score、臍帯血血液ガス検査結果を伝えるようにする。
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