特集 新型コロナウイルス感染症が産婦人科診療に与えた影響
【I.現状と対策】現在使われている検査と検査の選択
加藤 英明
1
1横浜市立大学附属病院 感染制御部
キーワード:
検体取り扱い法
,
ウイルス抗原
,
ウイルス抗体
,
RT-PCR法
,
LAMP法
,
COVID-19
,
COVID-19血清学的検査
,
COVID-19核酸検査
Keyword:
Antibodies, Viral
,
Antigens, Viral
,
Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction
,
COVID-19 Serological Testing
,
COVID-19 Nucleic Acid Testing
,
COVID-19
,
Specimen Handling
,
LAMP Assay
pp.245-250
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022135864
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は症状・重症度に幅があるため症状に基づいた臨床診断が困難である。そのため病原体検査による診断が重要である。鼻咽頭、鼻腔、唾液、喀痰等の気道検体からのウイルスRNA、ウイルス抗原の検出が一般的だが、それぞれ感度・特異度、検査にかかる時間や設備などが異なるため、自施設での目的に最も合致する検査法や、複数の方法を選択することが肝要である。
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