特集 新型コロナウイルス感染症 理解と対策の現状
PCR検査、抗原検査
飯田 慶治
1
,
吉尾 仁美
,
速永 淳
1H.U.フロンティア マーケティング本部商品・サービス開発部
キーワード:
PCR法
,
ウイルス抗原
,
RT-PCR法
,
リアルタイムPCR法
,
COVID-19
,
COVID-19血清学的検査
Keyword:
Antigens, Viral
,
Polymerase Chain Reaction
,
Reverse Transcriptase Polymerase Chain Reaction
,
COVID-19 Serological Testing
,
COVID-19
,
Real-Time Polymerase Chain Reaction
pp.1513-1519
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022032398
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<Headline>1 現在、新型コロナウイルス感染症における主な病原体検出検査には核酸増幅検査、抗原検査(定性、定量)があり、各検査が陽性の場合、検体採取時点での感染が確定できる。2 適切な判定や診断を行うには各検査法、各検査薬がもつ特徴を十分に理解し、状況に応じた検査法の選択が必要である。3 検査は高感度な核酸増幅検査が推奨されるが、核酸増幅検査による実施が困難な場合や迅速に結果が必要な状況では、感染拡大防止の観点から抗原定量検査や、場合によっては抗原定性検査が有用である。
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