特集 婦人科がん機能温存治療のすべて
子宮頸がん 広汎子宮頸部摘出術
吉原 弘祐
1
,
榎本 隆之
1新潟大学 大学院医歯学総合研究科産婦人科
キーワード:
子宮頸部腫瘍
,
妊孕性温存
,
子宮頸部切除術
Keyword:
Trachelectomy
,
Uterine Cervical Neoplasms
,
Fertility Preservation
pp.824-828
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021247661
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早期子宮頸癌に対する妊孕性温存手術として、広汎子宮頸部摘出術が広く行われるようになっている。広汎子宮頸部摘出術の治療成績や術後の妊娠率、妊娠に至った場合の周産期成績が後方視的観察研究として複数報告されており、その手術適応基準が『子宮頸癌治療ガイドライン2017年版』に記載されるまでになった。本稿では、日本における広汎子宮頸部摘出術の現状について整理し、当科での経験を紹介する。
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