特集 胎児モニタリングwith Corona
CTGのレベル分類
松岡 隆
1
1昭和大学 医学部産婦人科学講座
キーワード:
胎児心拍陣痛図
,
胎児機能不全
Keyword:
Cardiotocography
,
Fetal Distress
pp.577-580
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021205825
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2010年に日本産科婦人科学会(日産婦)周産期委員会が「胎児心拍数波形の分類に基づく分娩時胎児管理の指針」を発表した。胎児心拍数波形をレベル1~5に分類し、レベル3以上を胎児機能不全とし、判読された波形に対応するレベル分類により医師と助産師が行うべき対応と処置をA~Dに分類している。本指針はエビデンスに基づき策定されたが、全国の分娩施設に胎児心拍数波形とその対応のアンケート調査を行い、わが国の医療背景を勘案して策定された管理指針である。
Copyright© 2021 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.