原著
COVID-19に関する緊急事態宣言が奈良県の地域産婦人科医療に与えた影響
三宅 龍太
1
,
山中 彰一郎
,
市川 麻祐子
,
馬淵 誠士
1奈良県立医科大学 産婦人科学教室
キーワード:
婦人科外科
,
データ収集
,
入院
,
病院産婦人科
,
病院経済学
,
奈良県
,
外来診療
,
COVID-19
Keyword:
Economics, Hospital
,
Hospitalization
,
Data Collection
,
Obstetrics and Gynecology Department, Hospital
,
COVID-19
,
Gynecologic Surgical Procedures
,
Ambulatory Care
pp.240-246
発行日 2021年2月1日
Published Date 2021/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021121887
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COVID-19に関する緊急事態宣言が奈良県の地域産婦人科医療に与えた影響を検討した。宣言の発令直後から、初診患者数および病棟稼働数、また婦人科手術実施数が大幅に減少した。心理カウンセリング数および電話診療数は増加したものの、前年同月比で最大で約20%の減収となった。新興感染症に対する緊急事態宣言発令下においては、受診控えと診療制限(感染防止目的)による大幅な減収を前提に病院運営にあたる必要がある。
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