特集 異所性妊娠の最新診療
卵管間質部妊娠
渡辺 正
1
,
黒澤 大樹
,
渡部 洋
1東北医科薬科大学若林病院 産婦人科
キーワード:
絨毛性疾患
,
腹腔鏡法
,
卵管切除術
,
卵管間質部妊娠
,
卵管切開術
Keyword:
Trophoblastic Neoplasms
,
Laparoscopy
,
Pregnancy, Interstitial
,
Salpingectomy
pp.805-812
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020296774
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卵管間質部妊娠(IP)の頻度は増加しているが、侵襲の少ない治療が選択されることが多くなってきた。IPでは、治療後に成立した妊娠で子宮破裂の報告がある。外科的治療では、腹腔鏡下卵管角部切除術が選択されることが多かったが、必ずしも根治的な術式とはいえないため、正常筋層を温存することが可能な腹腔鏡下卵管角部切開術の選択も考慮すべきである。
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