特集 早産!
胎盤早期剝離の管理
市塚 清健
1
,
奥山 亜由美
,
長塚 正晃
1昭和大学横浜市北部病院 産婦人科
キーワード:
胎児死亡
,
胎盤早期剥離
,
DIC
,
赤血球輸血
Keyword:
Abruptio Placentae
,
Erythrocyte Transfusion
,
Fetal Death
,
Disseminated Intravascular Coagulation
pp.53-56
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020105747
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常位胎盤早期剥離は産科救急の代表的疾患の1つである。診断や介入の遅れは胎児のみならず母体の生命予後にも重大な影響を及ぼす。したがって本疾患では早期診断および早期の医療介入による管理が予後改善の鍵となる。胎児が生存しているか否か、DICを併発しているかなどの状況が管理方針を決める重要な要因となる。本稿では慢性の胎盤早期剥離を除いた。いわゆる「早剥」の管理について上記要因を踏まえ解説する。
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