特集 早産!
CAMの診断
米田 哲
1
,
津田 さやか
1富山大学 産婦人科
キーワード:
バイオマーカー
,
絨毛膜羊膜炎
,
早産
,
リスク評価
,
患者重症度
Keyword:
Obstetric Labor, Premature
,
Biomarkers
,
Chorioamnionitis
,
Risk Assessment
,
Patient Acuity
pp.23-28
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020105742
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絨毛膜羊膜炎という用語は、子宮内炎症・感染を疑う意味合いで使われている。しかしながら、子宮内環境の正確な判断は、羊水から得られる情報や分娩後の胎盤病理で診断されるため、近年、国際的にも混乱をまねきやすいとの指摘がある。自然早産のリスクのある妊婦を管理するうえで、子宮内炎症、子宮内感染、さらには胎児感染と、それぞれの臨床的な特徴を理解し、その予測や診断について正しく判断することが重要である。
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