特集 早産!
CAMの管理
野見山 亮
1
,
津村 圭介
1国立病院機構佐賀病院 総合周産期母子医療センター産婦人科
キーワード:
抗細菌剤
,
絨毛膜羊膜炎
,
前期破水
,
発熱
,
羊水穿刺
,
早産-切迫
Keyword:
Anti-Bacterial Agents
,
Fever
,
Fetal Membranes, Premature Rupture
,
Chorioamnionitis
,
Amniocentesis
pp.29-34
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2020105743
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CAMを母体発熱の有無でclinicalとsubclinicalに分けて、その管理を概説した。今後の問題点として、母体発熱例においては羊水検査による子宮内感染の診断とGram染色による起因菌推定の普及が望まれる。母体発熱を認めない症例に対しても、特に早産期においては、積極的な羊水検査によるsubclinical CAMの診断と妊娠延長を前提とした抗菌薬投与の検討が必要である。
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