特集 ポストコロナのための感染症レビュー ―動き出す社会に備えて
◉ポストコロナの微生物検査―新型コロナ検査の最新知見と検査体制の在り方
◉ポストコロナの微生物検査―新型コロナ検査の最新知見と検査体制の在り方
佐藤 智明
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1国際医療福祉大学成田病院 検査部 技師長
キーワード:
SARS-CoV-2
,
核酸増幅検査
,
抗原検査
,
抗体検査
,
ポストコロナ
Keyword:
SARS-CoV-2
,
核酸増幅検査
,
抗原検査
,
抗体検査
,
ポストコロナ
pp.145-150
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.34426/kk.0000000212
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断には,遺伝子検査や抗原検査で病原体を検出することが必要である。感染者の中には無症状者も多く,感染の拡散防止のために当初から検査数の増加が求められていた。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の検査機器や試薬は多くのものが承認されたが,デルタ株など感染力が強いとされる変異株についても検査体制の構築が望まれる。また,ワクチン接種が急速に進んでおり,抗体検査の意義,活用法に関して確立することも必要である。
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