患者の願いをかなえ、生まれ育った地域に貢献する

　相田友一さんは、がん看護に携わる中で出会った終末期患者の「家に帰りたい」「生まれ育った土地に帰りたい」という願いを自分自身でかなえたいと、千葉県流山市で民間救急・介護タクシー事業を運営するEYES ONを立ち上げた。また、昨今、高齢化の進展等により、救急搬送の需要が増大し、救急車の適正利用が課題となっている中、生まれ育った地域に貢献したいという思いもあった。看護師ドライバーとして民間救急に取り組む相田さんにお話をうかがった。