WHO NEWS
アジア太平洋地域の健康安全保障に関する新たな枠組み
兵庫県立大学地域ケア開発研究所・WHO協力センター
pp.58-58
発行日 2023年9月20日
Published Date 2023/9/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000001084
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- 文献概要
2023年6月27日から29日の3日間、フィリピンのマニラにおいて「Meeting of the Biregional Technical Advisory Group on the Asia Pacific Strategy for Emerging Diseases and Public Health Emergencies〈APSED III〉★1」(APSED技術諮問会議)が開催された。この会議は、WHOの西太平洋地域(WPRO)および東南アジア地域(SEARO)の加盟国の健康危機管理担当者と技術諮問委員、関連団体関係者などが参加し、毎年開催されている。COVID-19のパンデミック以降、オンラインでの開催が続いていたが、今年は3年ぶりの対面開催となり、アジア太平洋地域における健康危機対応の新たな枠組み―Asia Pacific Health Security Action Framework―についての議論がなされた。今回議論された枠組みは、10月に開催される第74回WHO西太平洋地域委員会で提案される予定である。
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