MT Seminar―読んで、見て、深める臨床検査技師のための誌上講義
『播種性血管内凝固(DIC)診療ガイドライン2024』を紐解く
関 義信
1,2
1新潟大学医歯学総合病院 血液内科 特任教授
2新潟県立がんセンター新潟病院 臨床部長
pp.274-279
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt54030274
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要点
☑日本血栓止血学会から,『播種性血管内凝固(DIC)診療ガイドライン2024』が発表された.
☑各診療科におけるDICのエキスパートが集結し,現在存在するエビデンスを中心に作られた.不足する箇所はエキスパートコンセンサスを加えて作成された.
☑DICの基礎疾患別に記載されている世界初の診療ガイドラインである.
☑DICの基礎疾患は ① 造血器腫瘍,② 固形がん,③ 敗血症,④ 外傷/熱傷,⑤ 急性膵炎/肝不全,⑥ 血管異常,⑦ 産科,⑧ その他,の8領域にわたる.
☑ガイドラインの作成過程で,質の高いエビデンスが不足している領域が多いことが判明した.今後は,これらの不足している領域のエビデンスを構築していくことも重要な課題である.

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