特集 在宅輸血のいろは―現状と課題をおさえる
3.それぞれの立場からみた在宅輸血の現状と課題 3)在宅医療機関の立場から (2)やまおか在宅クリニックでの現状と課題
山岡 憲夫
1
1やまおか在宅クリニック 理事長・院長
pp.1004-1006
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53101004
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輸血の必要性が高いがん患者(特に悪性血液疾患や腫瘍出血など)の輸血を在宅で安全に施行できれば,このような患者でも希望すれば自宅に帰り,在宅中に貧血になっても最期まで過ごすことができる.本稿では在宅輸血の現状と課題などを述べ,多職種の協働により安全な在宅輸血の実施を可能としている当院の現状を報告する.

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