特集 在宅輸血のいろは―現状と課題をおさえる
3.それぞれの立場からみた在宅輸血の現状と課題 4)連携医療機関の立場から (2)聖マリアンナ医科大学病院での現状と課題
大島 久美
1
1聖マリアンナ医科大学病院 血液内科 輸血・細胞治療センター
pp.1010-1013
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53101010
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本稿では,地域の中核病院である急性期病院の立場から,特に血液疾患患者の在宅輸血の現状と課題に焦点を当てた.在宅輸血への移行前の適切な患者選択と患者・家族への情報提供に加え,移行後は連携病院として緊急時対応体制の強化,在宅輸血に関する教育と支援などの役割を果たす必要がある.

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